概要
蓮光寺は東京都杉並区にある小さなお寺です。1945年からネタジのものとされる遺灰を保管しており、毎年命日とされる8月18日に法要を行っています。
遺灰は公開されていませんが、中庭にはネタジの胸像が建てられています。
ネタジとの関係
ネタジの遺灰は、1945年に1人のインド人と2人の日本人によって台北から日本に運ばれ、インド独立教会の会長であるラーマ・ムルティ氏に手渡されました。彼はネタジの葬儀を行おうとしましたが、当時日本は米国の占領が始まったばかりで、連合軍に抵抗したネタジの葬儀は、ムルティ氏の近所の寺はどこも引き受けませんでしたが、最後にある僧侶が葬儀を了解しました。それが連光寺の29世僧侶であった故望月教栄氏でした。
通常、遺灰は葬儀後に遺族に返されますが、ネタジの葬儀の参加者の多くが、望月僧侶に遺灰を保管してもらうことを望んだので、僧侶はふさわしい受取人が現れるまで、遺灰を預かることを了解しました。以来、半世紀以上にわたって、遺灰は連光寺に安置されています。
場所
蓮光寺は、東京メトロの東高円寺駅から徒歩5分ほどのところにあります。住所と地図、電話番号は以下の通りです。
尚、日曜日はお休みです、
- 住所:〒166-0012 東京都杉並区和田3-30-20
- 電話: 03-3311-7832
- ファックス: 03-3311-7751